
左翼を定義する。
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フランスには、いろんなテーマについて子どもに語るシリーズがあります。「娘と話す」あるいは「子どもと話す」シリーズ。その一つである「娘たちと話す-左翼ってなに?」(石川布美訳-現代企画室)から、左翼についての定義を紹介します。
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2009年12月30日に、アフガニスタンで拉致された二人のフランス・テレビのジャーナリストと現地通訳が、18ヶ月ぶりに解放されました。解放に到るまでには、フランス挙げての結集がありました。ル・モンド紙の記事(7月1日付)が報じた、解放に到る経過を、大略で見てみましょう。

ステファン・タポニエ(左、カメラマン)とエルベ・ゲキエール(右、リポーター)
フランス雑感 素顔のフランス人
「まるで中世にいるみたいね」
2年前の暮れのことです。12月21日(金)の夕方に水道が止まりました。同じアパルトマンの人に聞くと、水道管が破裂し止水していることがわかりました。そして週末とクリスマス休暇のため、26日(水)まで復旧できないことも。私たちの棟(80世帯)ともうひとつの棟の住人が、「水難民」になったのです。ペットボトルを買い込んだり、水が出る棟に貰いにいったりです。数日して水道局がやっと近くの水道管を開放してくれました。そこに並んだマダムいわく。「まるで中世にいるみたいね。」水曜日の朝、やっと復旧しました。
あらためてフランスにいることを思い知らされました。
このエントリーは、私が目黒の住民団体に連載させてもらっている記事を、団体の了解を得てアップしたものです。
フランス雑感 その5
スカーフ問題フランスというとどうしてもスカーフ問題に触れなければなりません。スカーフ問題とは、1989年にイスラムのスカーフを着用した二人の女子高校生が、校長によって教室への入室を拒否された事件を指します。校長の処置を支持する意見と非難する意見とが当時のフランスを二分しました。2004年、日本の衆議院にあたる国民議会は、公立学校で宗教的な標章を着用することを禁じる法案を決議し、スカーフ問題に一定の結論を出しました。
今回も連載「フランス雑感」のその4を転載します。内容が過去の記事とダブるところもあると思いますが、お許しください。
フランス雑感 その4 労働運動
日曜は完全休日
私がフランスで驚いたことのひとつに、有名百貨店が軒を連ね、平日は買い物客や観光客で賑わうオスマン大通りが、日曜日には人気がなく閑散としていることです。つまり軒並み店が休みで、車もまばら、まるでゴーストタウンです。私の住んでいる街も、開いているのはアラブ人の店と、回り持ちで営業するパン屋さんだけです。日曜日は、フランス人にとって完全休息日なのです。