投票権、長い歴史の果実
Saint-Brès市の市長、選挙人カードと市民手帳を手渡す。
「市民の資格」citoyennetéの儀式(日本の成人式?)において、市長は新しく選挙人名簿に登録する18歳になった青年に、選挙人カードと市民手帳を手渡した。市長は共和国と民主主義の基本原理に触れ、投票権の歴史を振り返った。「1791年、投票権は制限されていた。直接に納税する25歳以上の男性のみが投票権を持っていた。[...] 1848年に普通選挙が施行されたが、まだ男性(貧富を問わず25歳以上)に限られていた。投票の秘密は実現した。1944年4月21日、女性の選挙権が認められた。1974年、成人の法的規定と投票の権利が、21歳から18歳に移行した」。
市民教育の教科書(小学校3~5年用)
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「戦争中、こっそりと葉隠に読みふけった自分や、武士道という言葉をふりかざして、居丈高にふるまっていた軍人たちの姿などが、ネガが突如としてポジに変るように、はっきりと見えて来たのは戦後のことである。それは奇怪で、おぞましい光景だった。
加藤周一は広島への原爆投下後、医学調査団の一員として広島に派遣された。これは彼が、目に心に焼き付けた広島の光景です。