10日間くらい忙しい日が続きます。その間に、2004年にアウシュビッツ収容所を訪れた時の手記を掲載します。ある組合機関紙に連載していただいたものです。
アウシュヴィッツ収容所を訪れて(その1)
「労働が自由をもたらす」
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イル・サンジェルマン公園の秋の色を特集しました。
今年も
ギィ・モケの手紙 を読むことが義務であるとして、すべてのリセに押しつけられました。リベラシオンは、教師からの聞き取りなどで、実施の日の現場の様子を取材しています。
Lettre de Guy Môquet: obligatoire n'est pas français 23 octobre 2009
ギィ・モケの手紙 : フランス人は押し付けを好まない 政治の世界ではまず発表があって、次に現実がくる。しばしばこの二つの間には溝、それどころか深淵が横たわる。ギィ・モケの手紙の場合もそうである。10月22日大統領特別補佐官であるHenri Guainoは、フランスのすべてのリセ(高校)において、手紙を読ませることは「義務である」と声を高くして言った。緊急におこなった小規模の調査では、政府の思惑とはかけ離れている結果がでた。「従った」教師も、クラスでは自分の思い通りにおこない、それについて外部に話すこともなかったようである。要するに、政府が期待したものはなにも見出せなかった。
昨夜、エッフェル塔の七色変化を見てきました。あいにく曇天でしたが、15分間のスペクタクルに歓声があがりました。
ル・モンドのアーカイブで見つけました。少し古い記事で申し訳ありません。
Une nouvelle carte Enfant Famille pour les familles modestes LEMONDE.FR : Article publié le 25.03.09
裕福でない家族に、新たな「子ども家族カード」を交付
日ごとに秋の深まりを感じるイル・サンジェルマン公園です。
Réforme du lycée "Nous ne laisserons pas tomber" Par Julie Saulnier, publié le 20/10/2009
高校改革
「われわれは諦めない」 FIDL(独立・民主高校生同盟)は、lycee(日本の高校にあたる)の改革についてのより詳しい説明をもとめるために、今週の水曜日15時にパリの高校生にたいし動員を呼びかけた。
La lettre d'adieu de Guy Môquet ギィ・モケの別れの手紙 68年前の10月22日、ひとりの17歳の青年がレジスタンスに殉じ、その短い生涯を終えました。
鉄道員であり共産党の代議士であった父親が、1939年にアルジェリアの強制収容所に送られたとき、当時16歳であったギィ・モケは、共産党の青年組織に加わりました。1年後パリで非合法のビラを撒いていたときに逮捕され、ロワール・アトランティック県にあるシャトーブリアンの収容所に送られました。
1941年10月22日ギィ・モケは、ドイツ軍将校の殺害の報復として、収容所に入れられていた他の26人とともに銃殺されました。死を前にして、一通の手紙を両親に送りました。今日彼の名前は、パリの地下鉄の駅そして数多くの街路に見られます。
6月9日付の記事に加筆のうえ再録したものです。
Report de l'âge de la retraite : le débat divise profondément les partenaires sociaux LE MONDE | 20.06.09 | 13h40 • Mis à jour le 16.10.09 | 18h00
定年退職の年齢を延長:労使の主張に大きな隔たりこの数日、人口の高齢化と年金の財源が論議の的になってきた。ニコラ・サルコジは6月22日のヴェルサイユ両院会議における演説の中で、「60歳以後の人生」の問題にとりかからなくてはならないと述べた。この問題は関係する財源と年金受給開始年齢に関わるもので、おそらく7月1日におこなわれるであろう労使のトップ会談で取り上げられると思われる。
Dix ans après sa création, le pacs s'est banalisé 13.10.09
創設から10年、pacs(Pacte Civil de Solidarité 連帯市民契約)は、いまでは普通のこととしておこなわれている。
Pacs?それとも結婚?結婚、依然としてフランスの男女の大多数は、夫婦生活を公にしたいと思っている。Pacsが創設された1999年には、293,544組のカップルが結婚をしており、今日(2008年に267,000組)とくらべてそれほど多い数字でもない。1999年に約6,000組のカップルが先陣をきってサインをして、pacsは一般化する。2007年から2008年にかけては、pacsを結んだカップルの数は147,000組に達し47%まで跳ね上がった。
ロワール川流域のSaumur から。
楽隊の後にやってきたのが、この乗りのおじさんたちです。左のおじさんは、肩に葡萄の入った桶を吊り下げた棒を担いでいます。それにしても息が合ってます。いつも手は離しっぱなしです。
管楽器の楽隊。 車輪つきのドラム、けっこう大変では・・・
10月10日(土)、モンマルトルでおこなわれた葡萄収穫祭のパレードを見てきました。葡萄収穫祭は毎年10月の第2週におこなわれます(今年は7日から11日まで)。祭りの間はフランス各地からワイン業者が集まって、試飲会や即売会がおこなわれます。そして10日にはモンマルトルの街中を、各地の伝統衣装で着飾ったパレードが練り歩くのです。この収穫祭は、1934年からおこなわれています。
これがモンマルトルのブドウ畑です。向こうにサクレ・クール寺院の尖塔がみえます。この前をパレードが通ります。
最後から2番目の部屋に、アンネ・フランクとならんで、リトアニア領事であった杉原千畝のコーナーがありました。
今日は、パリのマレー地区にある「ユダヤ人強制収容所ドキュメントセンター」(ホロコーストの記憶)を見学しました。荷物検査のあとセンターに入ると、フランスから強制収容所に送られ虐殺された人びとの名前が彫られている4枚の壁が私を迎えました。
Ce n'est pas une surprise: les jeunes diplômés galèrent plus qu'avant 02/10/2009
予想できなかったことでもないが、大卒の青年に、より厳しい就職戦線 2009年11月2日付
Les conditions d’embauche sont «moins bonnes» pour la promo des bac+4 sortis en 2008: trois sur dix étaient cherche d'un emploi huit mois après leur sortie, selon une étude de l'Apec.
就職をめぐる状況は、2008年卒業の大学生にとっては「悪化」している。幹部雇用協会(Apec)の調査によると、10人のうち3人が、卒業から8月たってもいぜん求職活動を続けている。
ル・モンド紙の古い記事を探していたら、機会の平等について書いてあるものを見つけました。途中から内容が少しシンドクなるんですが(汗)、機会の平等について議論して、法律をつくって大臣まで任命するんですから、さすが共和国フランスです。 *追記 当初の訳文を少し変えました。
Egalité des chances, une expression, un principe et une loi LEMONDE.FR : Article publié le 01.12.06
E'égalité des chances... Mots qui circulent d'un gouvernement à l'autre, qui passent d'une école à l'autre, tel le titre d'une récitation apprise par cœur par l'ensemble des acteurs scolaires. Mais de quoi s'agit-il au juste ?
機会の平等、表現、原理、法律 2006年12月1日付
機会の平等・・・ この言葉は、一つの政府から次の政府へと流通し、一つの学校から別の学校へと流される、学校関係者全員が覚える暗誦用テクストの題名のようなものだ。