
「世界を照らす自由」1886年 Frédéric Auguste Bqrtholdi(1834-1904)作
⇒この像について説明しなさい―自由、服、冠、持っているもの、姿勢など。
⇒この作品の題について説明しなさい。
⇒この像は、大きく複製されて、フランスから他の国に贈られました。その国はどこでしょう?
⇒あなたにとって自由とは何ですか?
⇒人と市民の権利宣言の中で認められている自由は、どんな自由ですか?
そして私は⇒私が行使できる自由を、すべて知ってるだろうか?
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2004年11月7日パリでおこなわれた、人種差別に反対するデモ
⇒この写真を説明しなさい。そして横断幕の文字を完成させなさい。"Non a tous les..."(全ての・・・に反対)
⇒フランスの市民は、お互いの間で、平等に扱われているでしょうか?
⇒フランスでは、権力は誰に帰属しているでしょうか?

「人と市民の権利宣言」
「市民としての資格」は、第1部「学校での共同生活における責任」を終わりました。お読みいただいた方に感謝申し上げます。
第2部「安全であるための責任ある行動」、第3部「市町村、県、州において市民になる準備」は省略しますが、表題だけ紹介してきます。それから、これから取り上げる第4部「フランスの市民になる準備」の表題も掲げておきます。なお第4部も、内容によっては省略することもありますのでよろしく。
これは、Education a la citoyennete (市民としての資格を学ぶ)という教科書で、小学校3年から5年までが対象です。(フランスでは小学校は5年まで)
自由と不可能
私たちはときどき、自由とは、したい事を、したい時に、したい人とできることだと思うことがあります。遅く寝る、学校に行かない、宿題をやらない、テレビを見る、アイスクリームやキャンディーしか食べない等。どんな制約もなく生きることが理想だと。

宝石店です。
これは、Education a la citoyennete (市民としての資格を学ぶ)という教科書で、小学校3年から5年までが対象です。(フランスでは小学校は5年まで)
成功あるいは勝利?
人は皆、成功したいと思います。成績表でよい評価を得たい、スポーツ競技で良い成績を取りたい、ゲームに勝ちたい、団体競技でも個人競技でも勝ちたい等。

いきなり古道具店です。

今日は、ショッピング・センター、フォーロム・デ・アールの北にある、パッサージュ・ドゥ・グラン・セールです。ここのショーウインドーは私好みで、写真を撮りまくりました。というわけで、なんと3回に分けてご案内しますのでよろしく。
これは、Education a la citoyennete (市民としての資格を学ぶ)という教科書で、小学校3年から5年までが対象です。(フランスでは小学校は5年まで)
信頼すること
良い生活を送るためには、他人を信頼することが必要です。子どもは親を信頼することが必要です。すなわち親が自分の世話をすること、食事をさせ、服を着せ、看病し、学校に送っていくことを確信しているということです。子どもは教師を信頼することが必要です。教師が自分を尊重し、正しく有益なことを教えてくれると解っているということです。各々は、友達を信頼します。心配事がある時に頼りにすることができ、秘密を漏らさないことを知っているということです。私たちは他の人たちを信頼する必要があります。本当のことを話してくれ、貸したものを元の状態で返してくれ、助けが欲しいとき手を差し伸べてくれるということを知っているということです。

プレイエル・ホール(サイトより借用)

今日は、前回のパッサージュ・ジュフロワに向かい合うパッサージュ・ヴェルドーにご案内します。
これは、Education a la citoyennete (市民としての資格を学ぶ)という教科書で、小学校3年から5年までが対象です。(フランスでは小学校は5年まで)
学校での暴力
学校で、私たちは暴力に目にすることがあります。暴力には、肉体的な暴力(殴り合い、喧嘩)、言葉を使った暴力(侮辱、脅迫、意地悪)、それにゆすり、辱め、盗みもあります。

パッサージュの真ん中あたり、階段を下りるところにある「クレヴァン蝋人形館」です。歴史上の人物やスポーツ選手の蝋人形を見ることができます。

パサージュ・ジュフロワの入り口
これは、Education a la citoyennete (市民としての資格を学ぶ)という教科書で、小学校3年から5年までが対象です。(フランスでは小学校は5年まで)
協力し、助け合う
学校では、ときどきチームで作業します。一人では試合もできませんし、演劇も合唱もできません。チームで作業することで、私たちが成功するチャンスが増えるのです。何人かで発表を準備すると、より多くの考えや知識、また興味深い情報も得ることができます。チーム作業では、またお互いを助け合うことができます。ある分野で特異な生徒は、その分野で苦手な生徒を援助します。つまりチームでの作業を通じて、私たちはみんなで作業することを学ぶのです。私たちが大人になると、チームで作業することが多くなるでしょう。ですから、今からそれを学ばなければなりません。

今日は、パッサージュ・パノラマです。
これは、Education a la citoyennete (市民としての資格を学ぶ)という教科書で、小学校3年から5年までが対象です。(フランスでは小学校は5年まで)
連帯
連帯するということは、一つのグループに属するということであり、グループのメンバーの一人に起こったことは、私たち全員に係わることだということです。連帯の反対は、無関心です。連帯は、助けを求める人を助けようと努力することです。
これは、Education a la citoyennete (市民としての資格を学ぶ)という教科書で、小学校3年から5年までが対象です。(フランスでは小学校は5年まで)
真実
真実を語ること、それはある出来事を語るとき、自分の意見を言うとき、質問に答えるとき、本当のことを言うことです。
真実を語ると言うことは、常に容易にできることではありません。人々が本当のことをよく知らない場合、真実を語ることは、人々が知らないことを明らかにするということでもあるのです。あるいは真実を言うことで、人を悲しませるのではないかと思う場合もあります。受け取った贈り物があまり気に入らなかったとか、友達が言ったことに賛成できなかったときに、人はそれを言うのをためらいます。
真実を語ることは、他の人の信頼を勝ち取ります。また他の人が本当のことを知り、誤ることがないようにすることにもなるのです。

パッサージュ巡りをしました。まずは、証券取引所の近くにある、ギャルリー・ヴィヴィエンヌに行きました。では、パリで一番美しいと言われているパッサージュにご一緒しましょう。
これは、Education a la citoyennete (市民としての資格を学ぶ)という教科書で、小学校3年から5年までが対象です。(フランスでは小学校は5年まで)
考え方
寛容とは、他人を差異とともに受け入れること、その人が私たちと違って考えたり行動することができ、私たちと平等であることを認めることです。反対に不寛容は、肌の色、服装、生き方、考え方が私たちと違うということで、他人を拒絶し、軽蔑し、あるいは嫌うことです。
不寛容は普通、無理解と無知から来るものです。例えば、むかし赤毛の人は排除されました。人々が、赤毛の人は悪魔だと信じたからです。不寛容は、優越感からも起こります。私たちの生き方や、私たちの考えが、他の人のものより優れていると考えるときです。

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日本大使館にパスポート更新の申請に行ったついでに、近くのモンソー公園を散策しました。
これは、Education a la citoyennete (市民としての資格を学ぶ)という教科書で、小学校3年から5年までが対象です。(フランスでは小学校は5年まで)
みんな違う
各々の個人は、取り替えることができません。私たちの間には、性の違い、皮膚の違い、身長の違い、体重の違いがあります。また才能も違います。私たちの何人かは速く走れて、何人かは器用で、何人かは記憶力が優れています。同様に、性格も違います。内気だったり、騒がしかったり、陽気だったり、空想家であったりします。そして好みも違います。ある人たちは数学が好きで、他の人たちはスポーツや好きだったり、絵を描くことが好きだったりします。その他の違いももちろんあります。生き方の違いや、言葉の違いや、信条の違いなどです。