県は、選挙で選出された議会、すなわち県議会によって運営される地方自治体です。
その主な管轄は、家族、高齢者、障害者、失業者への扶助です。他の全ての県と同様に、イゼール県は不平等を少なくするための行政をおこなっています。
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憲法には、「法は女性に対して、すべての領域で、男性と同じ権利を持つことを保障する」と書いてあります。しかし現実は、学校そして職場において平等を実現するためには、行動を起こさなければなりません。
A 学校における女子生徒と男子生徒
バカロレア合格者は、どちらが多いか?
「高等教育課程における教育の平等への道のり―男女比較」より
いかに不平等に反対してたたかうか?
男女平等を要求する
2009年10月17日、パリでおこなわれた男女平等を求めるデモ。[スローガンには「男女の真の平等を求めて」と書かれています]
Rueil sur Sene の船着き場の対岸は、印象派の画家たちの島 Ille des impressonistes です。なんと素敵な名を持つ島でしょう・・・ですから、船遊びも当時のままです。
二日目の午後は、反対側のコースの SIAAP à Colombes―Rueil-sur-Seine 間を往復しました。ちょっと迷って、橋を渡ろうとしたところ、なんと目の前に船着き場があるではありませんか。急いで駆けつけ、なんとか乗れることができました。10分遅れで、船は出発しました。これを逃すと、1時間待たなければなりません。
翌日は快晴でした。前日残していたコースを逆に、 Asnières-sur-Seine から Ile de la Jatte へ向かいます。
今日は、Pont de Suresnes から Jatteまでです。運河で時間をくいますが、比較的短い距離です。
ここは運転席です。
SèvreからPont de Suresnesへ向かいます。
ここが、カヌーなどの出発点ですね。
ちょっと古い話になりますが、9月17日~18日におこなわれた、balade en Seine(セーヌのぶらり散歩)に参加しました。数年前から、ヨーロッパ文化遺産の日にあわせておこなわれるようになりました。2日間でたったの7ユーロです。コースは、デファンス地区を挟んで2コースあります。印象派の画家たちが描いたところを辿る旅でもあります。こちらのコースは、イル・サンジェルマン公園を出発して、セーヴルに向かいます。
出発地点のイル・サンジェルマン公園。実は散歩していて、始めて知ったのです。友人の画家に小銭を借りて、2日券を購入して乗り込みました。向こうに見えるのが切符売り場。カメラもってて良かった。
すみません。これほぼ1~2週間前の、イル・サンジェルマン公園です。在庫処分のような感じになってしまいました。
5 基礎的知識の共有―社会的、市民的知識→予算の基礎的概念を活用できるようになる
練習問題
1 知識を確かめる ―
平等のキーワード 次の言葉に結びつく文を見つけなさい。
a.社会保障 b.司法援助 c.所得税 d.投票権 e.教育を受ける権利
f.法 g.社会保障費 h.人と市民の権利宣言
1.法の前の平等 ■フランス共和国の基本原理である平等は、
憲法 そして共和国の標語「自由、平等、友愛」の中に記されています。国民一人ひとりは、同じ権利を有します。平等は、
法 によって守られています。すなわち法は万人にとって同じであり、そして各人は法を守らなければなりません。(資料1および2)
2009年6月1日から施行された就業連帯所得保障RSA*1 は、無収入の人に最低所得を保障します。RSAはまた、低収入の労働者を経済的に援助し、職に復帰するよう援助します。
平等と連帯の名のもとに国家によって創設され社会保障は、リスク(疾病、事故)から国民の生活を守り、家族に対する扶助および年金のために出資します。そのための資金は、その大部分を、働く人とその雇用者によってまかなわれます。
A なぜ、所得税を払わなければならないのか?
国民すべての利益のために使う費用をまかなうため、国家は様々な税を徴収する。その中に所得税がある。すなわちフランスに住むすべての人たちは、年に1回、どれだけの所得あったかを国家に申告しなければならない。税額は、平等の名において、各々の所得に応じて異なる。
所得を申告し、税金を払うことは、義務である。
写真は所得申告書の一部。 「国家の財源は、おもに税金である。所得税は、国家の歳入の22%を占める」。
第1条 「人は、自由かつ権利において平等に生まれる」人と市民の権利宣言(1789年)
平等―共和国の礎である原理
平等の原理は、1789年の人と市民の権利宣言に刻み込まれ、フランス共和国の標語の一つになっている。
フランスにも文化の秋というのがあるんでしょうか・・・先々週の日曜日(遅くなってすみません)、野外オペラのリハーサル中。この左には、以前紹介した野外美術展。チェンバロとソプラノを聴き、秋の花を眺めていると、楽園のなかにでもいるような気持ちになります。