フランスの公民教育の授業例(小学校4、5年)
-まず教師が、法律の成立過程(審議の長さや複雑さ)を説明する。
-つぎに法律の成立過程を簡略化し、審議の期間を短縮することはできないかと生徒に問う。
-生徒に意見を出させる。(下院が法案を審議するのに上院がなぜ必要なのか?法律を公示するのは大統領であるのに、下院はなぜ必要なのか?など)
-成立過程を簡略化し、審議期間を短くすることは、何を意味するかを考えさせる。それが強権的で独裁的な体制におかれること、それは人と市民の権利宣言と憲法に反することを認識させる。
<留意点>
法律の成立過程の長さと複雑さが民主主義を保証することを明らかにすることが重要である。
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