民主主義的な学校生活の中軸としての校長- フランスの市民教育より
公立学校は国の似姿でなければならない。この民主主義の「実験室」においては、校長の責任の下に学校生活が組織される。校長は、学校内の安全、公教育の尊重、情報の流通の保証人である。さらに教職員の中心にいて、その特権的な機能によって民主主義をよく機能させる鍵である。提案し、援助し、参加し、教師や生徒に教材を、強制でも誘導でもなく提供するすべを心得ているのは校長である。学校の雰囲気の多くは、校長の人格、能力に拠る。そして全体として学校でよく生きることができるかどうかは、大部分が校長次第である。
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