ブドウ畑に接して、ピカソもよく通ったという、シャンソニエ「ラパン・アジル(跳ねウサギ)」があります。
最初は地元の少年の楽隊です。
ロートレックのリトグラフ風のいでたちです。
たまにはこんないたずらを
葡萄の王女でしょうか?おもわず「可愛い!」と声がかかりました。
taste-vin(試飲用のカップ)ならぬ、taste-fesse(お尻のカップ)
そのあとに来たのがこれです。何とかロゼと赤のワイングラスに見えます。ただただ脱帽!
そして「自由、平等、友愛」と赤いフリジア帽(革命の象徴)を描いた旗が続きます。これがいかにもフランス的です。旗にはtête de veau(子牛の頭)という料理も描いてあり、牛の模型を引っ張っていました。
歌声とともにやってきた、元気のいいおじさんたちの隊列です。右の人は網を肩にかけ、本物の魚を竿にくっつけて、恵比寿さんのようでした。
肩を組んで本当に楽しそうに歌っています。バイオリン、ギター、アコーデオンが盛り上げます。歌が終わると大きな拍手が起こりました。
ノルマンディーのシェルブールの隊列。 右は網にかかった魚でしょうか?
古いモンマルトルの自由コミューンと書いてありました。右のおじさんはもうひとつミニアコーデオンを肩から提げていました。はたして弾けるのか・・・
葡萄で飾り立てた車。子どもたちが葡萄を一粒ずつ配っていました。
ビートの利いたドラムの音が響き渡りました。観客も体で調子を取り始めました。音を操るのはこの青年。
この二人、カメラ攻めにあってました。後ろでお父さん(と思います)も満足げです。
葡萄の精たちでしょうか? 右の紳士は、不動の姿勢でポーズをとってくれました。気後れしてか、カメラが少し左にずれてしまいました。
*次回も隊列編をお届けします。