レンヌ通り Rue de Rennes (6区)

1900年当時のレンヌ通り 正面にモンパルナス駅がみえます。
レンヌ通りは、モンパルナス・タワーがある、1940年6月18日広場* とサンジェルマン・デ・プレとの間にはしる、長さ1キロ200メートル、幅22メートルの大通りです。この通りは第二帝政下の1853年に工事が始まり。2年後に1940年6月18日広場からボージラール大通りまでが完成。その後、二度にわたる延長工事を経て、1866年に現在の通りが完成しました。通りの始点にあるパリ・モンパルナス駅がブルターニュへむかう電車の発車駅であることから、その首都の名前をとって、レンヌ通りという名前がつけられました。
* イギリスに亡命したシャルル・ド・ゴールが,ラジオを通じてナチス・ドイツへの徹底抗戦を呼びかけた日を記念してつけられた広場の名前。フランスでは、歴史的な日付がつけられたメトロの駅名や通りの名前があります。
右のアール・ヌーボー調の建物は、1904年に建てられたFélix Potin百貨店で、長い間レンヌ通りで一番高い建造物でした。モンパルナス・タワーは1972年に完成、210メートルの高さを誇っています。
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