今朝、散歩の帰りに新聞・雑誌の販売店に寄った時のことです。
雑誌を買って、会計のところに並んでいたら、
一人のムッシューが私の前に割り込んできました。
私がちょっと斜めに並んでいたこともあったのですが、
順番が来ると、ムッシューにどうぞと順番を譲りました。
ムッシューは当たり前のように、精算しようとしました。
そのとき店の主人は、こちらの方が先に並んでいたから、
ちょっと待ってくださいと言ってくれたのです。
フランス人は、こうした順番を重視します。日本でもそうでしょうが、
フランスでは特に厳格であるように思えます。
待合室でも、順番はそこにいる人の頭の中にしっかり入っています。
うっかりしていると、「ムッシュー、あなたの番よ」といってくれたりします。
それからスーパー・マーケットのレジなどで並んでいると、
一品だけの場合など順番を譲ってくれます。
私も一品だけの人に譲ったりします。
なにかすがすがしい気持ちが吹きぬけるのを感じます。
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