
図書館で、「小さな市民」という本を見つけました。対象は8歳から9歳の子どもだそうです。フランスの市民であることはどういうことか、実に丁寧に、かつ解りやすく教えています。順不同でピックアップしながら取り上げていこうと思います。
権利と義務人の権利の普遍的な宣言、世界中の市民のためのプログラム
私たち市民は、
「人はすべて、尊厳において、権利において、自由にそして平等に生まれる。人はすべて、生まれながらに理性と誠実さを備えているのであり、互いに友愛の精神をもって行動しなければならない」<第1条>
1948年、第二次世界大戦の惨禍と残虐行為の後、48カ国が国際連合に出席し、人権の普遍的宣言を採択しました。1994年には、184カ国がこれに参加しています。それぞれの国は、調印によって参加し、それぞれのやり方で自由を尊重しています。
私たちは次のような権利を持っています。
生命を維持する権利、自由である権利、平等である権利、公正に扱われる権利、一つの国に属する権利、一つの国籍を持つ権利、結婚する権利、家庭を持つ権利、個人的な財産を持つ権利、働く権利、賃金を得る権利、無料で教育を受ける権利、人権を知る権利、教養を高める権利、才能を伸ばす権利、友情・寛容・平和を獲得する権利
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