自由、平等、連帯
1789年、フランス市民は、彼らの権利を定義しました。
自由、平等、友愛
これは、1789年と1848年の人びとがフランスに与えた、共和国の標語です。
ずっと昔に獲得
みんなで仲良く生きるためには、男も女も、自分が平等で自由であると感じることが必要です。家庭で、友達のグループで、あるいはマンションの中で、いつでもそれをたやすくできるとは限りません。国においては、もっと難しいです。まずすべての人が合意し、規則を決め、法律を定め、一人ひとりの権利と義務を定義しなければなりません。
フランスでは、1789年に革命をおこなった人々が、人と市民の権利がどのようなものであるかを厳粛に宣言し、そしてそれを明記しました。それで私たちの国会議員は、法律を採択したり、国をいかに治めるべきかを決める前に、いつも人と市民の権利宣言を頭に置くのです。世界の人民の多くは、自分たちの自由を勝ち取るために、フランスの人と市民の権利宣言をモデルにします。
自由とは、他人に害を及ぼさない限りにおいて、すべてのことをおこなうことができるということです。(1789年の宣言)
すべての人間は、生まれ、人種、宗教による差別のない法の前に平等なのです。(1958年の宣言)

連帯をさがそう
もし他人が自由あるいは平等でなかったら、自由あるいは平等であることはできません!
法律は私たちにそのことを思い起こさせるためにあるのです。
より多くの平等と友愛を実現するためには、一人ひとりがお互いに関わっていると感じることが必要です。
連帯とは・・・
献血をする。危険に直面している人を助ける。隣人を助ける。おやつを分ける。そう、それぞれの連帯を自分のやり方で表すということです。
奴隷
古代から奴隷は、男も女も子どもも、自分のすべてを、主人に従属させてきました。1794年、フランスは自由の名の下に、植民地の奴隷を廃止しようとしましたが、その実現は、1848年まで待たねばなりませんでした。1860年、アメリカ合衆国のアブラハム・リンカーンは、黒人も白人も、全ての人間を自由にしようと宣言し、南北戦争を起こしました。しかしアメリカのすべての黒人が選挙に参加することが出来たのは、1964年からでした。今日でも、世界にはまだ数万人の奴隷がいます。
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