紹介する本がころころ変わってすみません。この本は8歳くらいの子どもに、フランスの共和制(国)を学ばせるLa République à petit pas(共和制ー小さな一歩)という本です。しばらく「市民としての資格」と交互に掲載していきます。
私たちは共和国に生きています。
国民は異なった政治組織の下に生きています。ベルギー、イギリス、スエーデンのように、いくつかの国には、まだ国王あるいは女王がいます。それは君主制です。他のいくつかの国は、独裁制です。軍事体制あるいは宗教組織が権力を握っています。我々が生きるフランスは、共和制です。
共和制では、リーダー達が国民全体についての権力を保持します。国民は選挙によって、リーダー達に権力を委任するのです。全ての市民が自分達の代表を自由に選挙で選ぶ時、人びとは民主主義について語ります。
最初の共和制は、紀元前5世紀にギリシャのアテネで宣言されました。
フランス共和制はずっと若く、「最初の誕生」は、大革命の最中の1792年で、200年以上前です。
<言葉の起源>
・共和制 république は、「公共のもの」を意味するラテン語の”res publica”から来ています。
・政治は politique は、「都市」を表わす ギリシャ語の"polis"から来ています。
・民主主義 démocracie は、ギリシャ語の「人民」を表わす"dêmos"と「権力」を表わす"kratos"から来ています
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