
日本大使館にパスポート更新の申請に行ったついでに、近くのモンソー公園を散策しました。

凱旋門から少し離れた高級住宅地の中の、オアシスのような一角がモンソー公園です。

ハリー・ポッターに出てくるような大木や、

幹の部分が極端に短い樹が、公園にアクセントを加えています。
この公園は、ミシュレの「フランス革命史」でもおなじみの、オルレアン公の命により、18世紀の半ばに造られました。オルレアン公は、古代エジプト、ローマ、中世そして18世紀当時と、各時代の趣向を凝らした庭園づくりを依頼しました。当時は、中国風寺院、中世の廃墟、オランダの風車、イギリス風洞窟などがあったそうですが、それらは失われて、わずかにここに紹介するものが残っています。(地球の歩き方の丸写しです)
というわけで、

ローマ風の石柱や

ピラミッドなど、思いがけない発見をします。

こうして門をくぐると、また気分が変わりますね。

これは、東京都知事から送られた徳川家の灯籠だそうです。年を確認しなかったので、誰の時かわかりません。

私は中国風のように思えましたが、皆さんはいかがですか?

街灯の上部が王冠に見えるのですが。だとするとオルレアン公の王位への執念だったりして・・・

公園入り口の門の上部です。パリの由緒ある公園では、こうした威厳のある門構えです。

なぜかしら、極寒のパリ(この日1度)で、山桜が満開でした。

これはおみやげ屋さんです。公園にマッチした作りです。

やはり公園の主役は、このローマ風の池でしょう。

水鳥たちの縄張りみたいです。

いよいよ公園ともお別れです。正面の建物も当時の建物だと思います。ただ古かったのでそう思っただけですが・・・
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