福島原発の土壌および海洋の汚染を押さえる解決策をいくつか示した東京電力は、11,500トンの放射能汚染の水を海に放出することを決めた。「我々は、この地方、そして関連する地方に心から申し訳なく思う」と責任者が、この排水が許可された限界値を約100倍超えることを明らかにしながら、表明した。
日本政府は、他の解決策はなく、東京電力は、原子炉の冷却に使ったさらに高濃度の水を貯水するために、敷地を確保するしかなかったことを明らかにした。
数日前から、原発の近くの海水を測定したところ、海洋環境へのおびただしい汚染を示すものであると、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)が指摘した。
これらの溶解性の放射性元素のいくつかは、海流によって運ばれ、拡散する。その他は定着する傾向がある。放射性元素は* 、「何年も存続するであろう」。その結果、「いくつかの植物種あるいは動物種は、目で確認できるほど汚染されるであろう」フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は、最も影響がある日本沿岸の海域でとれた海産物の、放射能監視のプログラムを実施する必要があるとの見解を示した。
* 時間とともに放射性崩壊して放射線を発する。
Pierre Le Hir
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「直ちに影響はない」
これがいかにいい加減か示すものとして、「田中龍作ジャーナル」から転載です。
◆田中龍作ジャーナル
桜井・南相馬市長怒る ~対マスコミ編~
http://tanakaryusaku.seesaa.net/a...
東北関東大震災の初期には、世界のメディアは、日本人の行動を賞賛していたが、福島第一原発事故が明らかになると、世界はその安全性に関わる問題などに集中しているようです。
特に、放射線物質で汚染さ...