
今年は例年よりプラカード、パフォーマンスが少なかったように思います。

右端にCFDTのフランソワ・シェレーク全国書記の顔が見えます。

ブルジョアに扮したおじさんがもつプラカードには、「富裕税の盾。サルコジ、減税のプレゼントありがとう!!」と書いてあります。その上で、「人民の怒りを聞け」というプラカードを掲げています。絶妙な取り合わせです。昨年年11月、 サルコジ政権はISF(富裕税)について、税率を所得の50%以下に抑えました。

福島連帯のプラカードをもって参加されたパリ在住30年のお二人です。マスコミの取材に流暢なフランス語で答えておられました。(うらやましい。写真はちょっとピンぼけになって申し訳ないです。プラカードの内容は次回に紹介します)

「これ、正常かしら?」と、旅客機の燃料大量消費を批判している環境保護団体の女性です。

パリ市の職員の隊列

脱帽です。写し終えたら、どこの新聞社の方?と聞かれて、焦りました。

左足はギブスなのか、パフォーマンスなのか?カメラを向けると、右手にスズランの花を掲げて、笑顔でポーズしてくれました。

フランス革命の「人と市民の権利宣言」を掲げた女性。右はひょっとしたら、宣言が男性のための権利宣言だと批判した革命当時の女性の劇作家の作成した「女性と女性市民の権利宣言」かもしれません。

今年は、こういうパフォーマンスが少ないんです。これがフランスの労働者の祭典メーデーなのよ!と主張しているようです。

この愛すべき女性は、サンバのリズムにのって踊っていましたが、私がカメラを向けると、このポーズをしてくれました。

「これは恥ずべきことだ」人種差別SOSのポスターが、溢れていました。

全国自治組合連合(UNSA)のオートバイ隊列。

「我々は、民主主義的革命を成し遂げた」と誇らしげにプラカードを掲げるチュニジア人の参加者

左翼戦線(共産党と左翼党のイニシアチブによる選挙協力)の旗をもつ足長おじさん。

CGT隊列

CFDTの隊列

SOLIDALITAIREの隊列

アラビア文字のスローガンも。さすがパリのメーデー。国際色豊かです。(国際編は後日紹介します)

今年は、パフォーマンス、楽隊が少ないメーデーでした。打ち合わせ中?

ラテンアメリカの音楽です。
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「貧乏人、消えろ」これを言ったのは彼(サルコジ大統領)だ。

この笑顔に満足して、プラカードの内容をとるのを忘れました。「年金支給は60歳から」と書いてあったのですが、詳細が・・・

左翼党のジャンーリュック・メランション党首が話し込んでいました。
次回は、「横断幕編」です。
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