ブローニュ・ビーヤンクール市のセーヌに沿ったピエール・グルニエ大通りで、年1回開かれるブロッカント(がらくた市)が、今日開かれました。
まずはこれ。前夜の雨(1月半ぶりだと思います)に続き、午前中は曇り。渋い顔で空を見上げる太陽さんです。しかしおかげで午後は晴れました。
文字通りがらくたが、所狭しと並んでいます。これが2キロ近く、大通りから路地に入ったところまで続きます。
ここはアフリカ専門、携帯電話中のお兄さんに写真を撮っていいか仕草で聞くと、OKのサインを出してくれました。
ここはキッチン用品、なかなか上質の品物が並んでいました。
馬好きの人が買っていくのでしょうね。
真ん中の大型オルゴールは演奏中でした。数枚のオルゴール盤付。やはり響きが違います。
私が撮ってもいいかと尋ねると、これも撮ったらと、蓋を開けてくれました。真空管ラジオでしょう。なんとも気がいいお兄さんでした。
隣には、炭アイロン?が並んでいました。奥は上部の棒が勝手に回っていて、何に使うのかわかりません。
豚のコックさんが座っていました。まさか、○○料理ではないでしょうね?
文字盤が欠けた時計。
木彫の行商人。
これは何かのための優れものなんでしょうが・・・
みな、時代物です。
コーヒー豆挽きですね。右はミレーの晩鐘が描かれています。
なんだか人形の難民を見ているようです。
許しを得てカメラを向けていると、マダムが馬を撮ってるの?と聞いてきました。人形ですと答えたら、3ユーロよと返ってきました。。朝の速歩の帰りでお金を持っていなかったので、これ、10分ほど取っておいてくださいといって急いで家に帰り、引っ返して買ってしまいました。よっぽど欲しかったみたいねと言われましたが、これオルゴール付で、体が横に揺れるんです。3ユーロでは、掘り出し物だと思いませんか?
ここは帆船コーナー。
子猫を抱く母猫。猫好きの人には、たまらないかも・・・
これを撮っていると、これをつけて舞台に立つと喝采間違いなしだよと言われました。
馬の大群です。
これは可愛いキルト人形です。
天使像。
以下、動物です。
なかなか考えた配置です。
ひょっとして、イソップの蛙でしょうか?
どう見ても井戸の水くみ桶ですが、他にも使い道があるのでしょうか?
風に吹かれて、帽子を押さえている少女が可愛い。
食卓まで飛んできて、餌にありつこうとしている鳩と見間違うようです。
羽の付いた豚の貯金箱。
白の塗りが、いかにも雑です。
これは逸品です。回るオルゴールなのでしょう。
幼児らしくないまなざし・・・
フランス水兵の三人組。ご機嫌な様子・・・
使い古したアコーデオンです。蛇腹のところが痛みかけていました。
水差しでしょうか?
スプリング付倚子。大丈夫かな~
ペタンク愛好者は買っていくかもしれません。
これは高そうです。ちょっと座りたくなりました。
結局、私が買ったのは、3ユーローの
と、1ユーロの
でした。
我ながら、掘り出し物を見つけたと満足しています。こうして満足感を覚えるのが、がらくた市の醍醐味でしょう。手に入れた絵画に、何度も満足そうに目を落としながら帰って行くマダムの表情が印象的でした。その絵画で変わる部屋の雰囲気を想像しているのでしょうか。
バンブー市のがらくた市 ブローニュ・ビーヤンクール市のがらくた市
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・・・そんな大げさなものでもないのですが。
今年度3回目の窯出し。
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