
「10時間の手術と3週間の入院、それに看護婦さんが毎日家に来てくれるから・・・もう税金のことで文句は言えないよ」
「アメリカだったら、一財産分はかかったでしょうね」

公立の医療サービス
公立病院の使命―受け入れの平等、治療の平等、サービスの継続
―毎日25万人を受け入れている
―外来から救急まで、年に1千万人を超える
www.vipublique.fr

公立病院を守る
20,000におよぶ職の廃止をもたらす病院改革に反対して、病院の医師たちが作成した署名用紙

公立病院は、あなたの病院です―一緒に公立病院を守りましよう!

公立病院を守りましょう。なぜなら公立病院は、その人の財力に関係なく、良質の治療を保障するからです。

公立病院を守りましょう。なぜなら救急措置の80%を保障するのも、かつてエイズの感染や熱中症に立ち向かったのも、そしてインフルエンザの流行に対応できるのも、公立病院だからです。

公立病院を守りましょう。なぜならどんな重大な事態にあっても、どんなに複雑な症状であっても、そしてどんな年齢であっても、引き受けるのが公立病院だからです。
見過ごさないでください!すべての人が良質の治療を、平等に受けることを保障する、あなたの市民病院を守るために、署名しましょう。

法には、何と書いてあるの?
「国はすべての国民に、健康の保護を保障する」1946年憲法の前文。
<問題>
知識―人の権利を知る1.資料

、

、

および

これらの資料は、どんな権利が守られていることを示しているでしょうか?
2.資料

、

および

これらの資料が示す情報をもとに、公的医療サービスとは何か説明しなさい。
理解力― 判断ができ、批判精神をもつことができる3.資料

、

および

なぜ公立病院を守らなければならないかを説明するための論拠を挙げなさい。
4.資料

もし公立病院を守ることができなければ、どのような権利が脅かされると考えられるでしょうか?
態度―法の価値を意識する5.資料

、

、

および

これらの資料をあなたが分析したところによると、健康であることの権利はどのように尊重されていますか?
討論男女の平等が真に実現するためには、何をすればよいのだろうか?討論は、明確なテーマについて意見を交換します。誰もが自分の考えを述べ、そして他の人とは違う考えをもつ権利を有します。自分の観点を弁護するためには、その論拠を示さなければなりません。
討論の場では、クラスがいくつかのグループに分かれることもあります。目的 ■討論のテーマについて、情報を集めることができる。
■討論のテーマについて、対立する論点を整理することができる。
■判断力や批判精神を発揮することができる。
1.討論を用意する ■次の問に答えなさい。

これらの資料が明らかにする男女間の不平等には、どんなものがありますか?他の不平等を知っていますか?

このような不平等を少なくするためには、どんな活動が考えられますか?誰が?そしてどのような方法で?
2.討論する ■自分の考えを述べなさい。

男女間の平等を実現するために、どんなことを提案しますか?
3.討論の結論を見いだす ■男女間の真の平等を可能にしている二つの変化を提示しなさい。

法には、何と書いてあるの?
「法は女性に、すべての領域において、男性と同等な権利を保障する」1946年憲法の前文

性差別主義は贈り物ではない

セーヌ・サン・ドゥニ県(女性に対する暴力監視委員会)のポスター

「時間割」調査
家事 女性4時間36分 男性2時間13分
掃除・買い物 女性3時間40分 男性1時間15分
子どもの世話 女性0時間38分 男性0時間11分
自由時間 女性3時間31分 男性4時間09分
フランス国立統計経済研究所INSEE(1999年)より
もっと詳しく知るために インターネット
■www.observatoire-patite:gouv:fr
パリテ監視委員会のサイトは、女性と男性のあいだの不平等について現状分析しています。
■www.conseil-general.com
県議会のすべてのサイトにつながります。
本
■女の子=男の子
「性の平等、Béatrice Vincent と Bertrand Dubois、でなければ若者一般」2001年
これは、Demain, citoyens (明日、市民になる)という、フランスの公民の教科書で、collège 5ème(中学2年、日本の中学1年に相当)、12歳くらいが対象です。
これで、明日市民になるDemain, citoyensは終了します。長い間おつきあいいただき、ありがとうございました。
次は、公民Education Civique という、lycée1年(日本の高校1年に相当)向けの教科書を、アトランダムに紹介していこうと思います。ひきつづき、おつきあいください。
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