今日は、イル・サンジェルマン公園で暮らしている動物君たちを紹介します。
まずは、ポニークラブのウマ君たちを紹介します。どうです、この跳躍は。ここまでなるのに、ずいぶんバーに引っかけたことでしょう。乗ってる女の子とピッタリ息が合わないと、うまくいきません。しばらく見ていましたが、クリアーしたのはこの馬だけでした。厳しい世界です。

たまにはこのように、自由に走らせてもらっています。いや、これは脱走した馬です。でも公園が閉まっているときには、外に出ることを許されているようです。あちこちで蹄の跡を見つけますから。

これは幼年向けの子馬です。子馬は個性がはっきり現れるから、見ていておもしろい。

次に、公園の環境整備に活躍しているオリオン君に登場してもらいましょう。
オリオン君がいる厩には、自己紹介のプレートがあります。次のように書かれています。
私の名前は、オリオンです。私の種は、9種あるフランスの挽き馬種のひとつであるcomtoisです。ジュラ山脈にあるドゥ県で2001年に生まれました。公園の環境を守るために、私は
―ゴミ、落ち葉、その他のゴミを、自動車に代わって運搬します。
―熱エネルギーによる草刈り機に代わって、螺旋型の刃をもった草取り機で草を刈ります。
―機械に代わって、土を掘り起こします。
私が一日に食べる食料は、5キロの藁、まぐさ、顆粒剤、そして2キロの穀物です。私の食事は、とてもバランスが良いのです。ですから決して食べ物を与えないでください。そうしないと、病気になるおそれがあります。
オリオン君も、ポニークラブの馬たちにおとらず働き者です。

それにひきかえ、このねこ君は、このとおりのんびりを決め込んでいます。イル・サンジェルマン公園のレストランあたりを縄張りにしていますが、レストランの残飯をあさる必要はありません。朝と昼、優しい老夫婦が食べ物をもってきてくれるからです。で、その頃になると、所定の場所で待っています。
半年前から、私を見ると、ニャーと挨拶をして近づき、私に体を擦りつけるようになりました。額のところを掻いてやると気持ちよさそうにします。しかし他のところを触ると、爪を立ててきます。挨拶のニャーは、「よく来た、元気か?」なのか、「いいところに来た、体を擦りつけさせてくれ」なのか、今もってわかりません。
最近、この金属の箱の上がお気に入りみたいです。私を見ても、気が向いたら(つまり擦りつけたいときは)降りてきますが、それ以外は降りようとしません。あとで箱を触ってみたのですが、別に温かくもありません。たしかに見通しはよい。猫の防衛的本能なのでしょうか?
他にも数匹、猫がいるのですが、私は警戒されているようです。

このほかにも白鳥と鴨がいます。

公園の住人ではないのですが、公園入り口に駐車してある一台の車の横を通り過ぎようとして、あれ~と引っ返しました。すまし顔で助手席に乗っているのは?!

改めて前にまわって確かめましたところ、上品な顔立ちの・・・

あまり見とれていたので、さすがに上品なマダム(だとおもうのですが・・・)の顔もきつくなりました。
失礼しました!
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