労働に対する報酬が、そのまま各世帯が受け取る所得になるのではない。一部は、再配分という手が加えられる。天引きもしくは振り込みによって、総所得にたいし、最初の配分がおこなわれる。にもかかわらず、この再配分によって、世帯間の購買力や生活水準における著しい不平等がなくなるわけではない。可処分所得の大部分は消費に向けられるが、一部は貯蓄に回る。その額も、恵まれた世帯においては多額となる。

再配分の目的とその結果について述べなさい。

各世帯において、可処分所得はどのように使われるでしょうか?
上の二つのカテゴリーの国民は、なぜ所得の再配分の恩恵に浴しているといえるのですか?
再配分は、生活水準の不平等を減らすために十分に機能しているでしょうか?高1の教科書「経済と社会の科学」Sciences Economiques et Socialesからの抜粋です。
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なるほど!内橋克人さん。
「他人の褌」ながら、これは記録しておく価値があるでしょう。
是非ご一読を!
「米国はじめ国内外の最強の秩序形成者に抵抗する力もなく、生活に追われて政...