ジャーナリストは義務を負う 出来事の取材、編集、論評において、ジャーナリストが負う義務は次の通りである。
1.それが自分にとってどんな結果をもたらそうとも、国民がそれを知る権利をもつことを考慮しながら、真実を尊重する。
2.報道の自由を守る
3.情報源が明らかである情報、あるいはそれに付随するもののみを公表する。
4.情報を得るために、不正な方法を用いない。
5.個人の私生活を尊重することを、肝に銘ずる。
6.公表された情報であっても、不正確であることが明らかになれば、すべてについて訂正する。
7.職業的な秘密を守り、内密に得た情報の出所は洩らさない。
8.剽窃、中傷、名誉毀損、根拠のない告発、そして情報の公表あるいは情報を公表しないことによって、なんらかの特恵を得ることを、自らに禁じる。
9.ジャーナリストの職業を、広告、あるいはプロパガンダの仕事と決して混同しない。またスポンサーからの指示は、直接であっても間接であっても、すべて受け入れない。
10.編集に関する指示は、編集責任者による以外、受け入れない。
ジャーナリストの権利と義務に関する宣言、ミュンヘン、1971年
フランスの中学4年(日本の中3)の教科書「市民を学ぶ―みんなで成長しよう」から
スポンサーサイト
trackback URL:http://billancourt.blog50.fc2.com/tb.php/623-d0f96904