開廷中の法廷
矢印左から、被告席、通訳、弁護席、判事席(一番右)、撮影係。手前は監視員と記者席
「反論不可能な証拠によって、信じがたい行為の数々を立証する」。これはジャクソン主席検事が語った、この国際軍事裁判の目的である。裁判は、1945年11月20日から1946年10月にかけて、ヒトラーがナチ党大会を開催したニュールンベルグにておこなわれた。
5,000点におよぶ証拠物件(起訴側および弁護側)が提出され、また初めてフイルムと写真を用い、ドイツの戦争犯罪を遂行した、21名の主要なナチス責任者および帝国の6つの機構・団体の責任を確定することが、この法廷の使命である。ヒトラー、ゲッペルスおよびヒムラーは、その前に自殺していた。
この裁判は、ナチスの犯罪を公にするとともに、「人道に対する罪」という概念を基にした新たな国際法を打ち立てることに貢献した。
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